不妊治療を10年経験してきた、とーさんパパ、ママが病院を受診していた時のココロの闇について自身の体験を基に書いていきます。
幸せそうな相手を羨んだり、卑下したり、悪口を心でつぶやいたりするなどのダークな闇をもっているのは、貴方だけではないことを知ってくださいね。
不妊の定義
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないことを指しています。
日本産科婦人科学会では・・・・・・・・・・この「一定期間」については「1年というのが一般的である」と定義しています。
参考・引用文献
公益社団法人 日本産科婦人科学会
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つまり、夫婦生活をしていて、一年、子供が出来なかったら、それは不妊と呼ばれるという事です。
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一括りに、不妊と言っても・・・・さまざまな事柄をさしており、どんな不妊があるのかをまず挙げてみたいかと思います。
☆第一子がそのものが授かれない。女性側の不妊 ※(いわゆる一般的なイメージの不妊)
☆第一子を治療で授かり、第二子も治療している 女性の継続不妊
☆第一子は自然妊娠したが、第二子が授かれない、女性の第二子不妊(意外といる、二人目不妊)
☆精子が弱い、少ない、奇形が多い 男性の不妊
☆精子が全くない 男性の無精子不妊
です。ちなみに人間、私の方が辛いと、どうしても不幸自慢になりがちですが、幸せそうに見えても各それぞれに、苦しみがあり、悩みがあります
ちなみに、とーさんパパ家は、初め、第一子そのものが授かれない不妊での治療でした。お互い、生殖機能に問題ないのに、不妊でした。
病院受診の際の心の変化
病院には、先ほど、書いた種類の不妊の方が混合した状態でおられます。中には、お子さんを連れて、治療に来られている人も居るわけです。
その、お子さん連れの親御さんを見たり、子供が騒いでいたりするとね!
とーさんママは、ココロの中で・・・第一子を生んでるんだから、あぁ~ん、贅沢だわ!! 私は、一人目も妊娠できないのにと、つぶやいていたそうです。
ダークサイドに落ちて、ダースベーダ―卿 いや ダークママ卿のごとく、内にブラックオーラ全開状態でした。
これは・・・それだけ、一人目不妊ママさんたちの妊娠に対するプレッシャーがキツイんだと思います。
これらのプレッシャー内は、両方の親からの子供は未だなのか や 友達からの何気ないマウント発言や羨ましいという思いと・・・・なぜ、私には子供がおりてきてくれないのか、私じゃ母になる資格が無いのか、女としてダメなのかという、自己否定の気持ちと、色々な思いが入り混じっています。
そして、治療そのものが、本当にキツイものなので、幸せそうな人を見て、毒づくなんて仕方がない事かと思います。
ちなみに、こういった、ダークママ卿は、共通したある行動をとります
それは、厳しい目で、その親子を見つめてくるか!!逆に、居ない物として完全無視を決めるかの2択ですね~~
不妊治療中のママへ病院側としての配慮について
病院側もそのため、第二子不妊や、継続治療で2人目を目指す人向けに幼児ルームなどを完備しているかと思います。中には、分院で、二人目不妊専門でおこなっているところもあります。
※周りの目が気になるなら、最初からこのような病院を選択すると気楽に通えるのではないでしょうか
それでも・・・Drからの話を聞きにお部屋に入る際は、子供を連れて行かなければいけないので、どうしても、周りの目を気にしながら行かなければなりません。
家で、誰かが子供を見てくれているならいいけれど、アラフォー子育てで親に面倒を見てもらえない場合、どうしても連れていかなければいけないこともあるんですよね~~
継続不妊治療(三女)を体験した際の病院における気持ちの変化
とーさんママは・・・・一度、ダークサイドへ落ちた経験から、一人目不妊の気持ちを痛いほど、知っていますし、先の見えない治療の辛さを体験しています。
なので、三女を向かいいれる決段をして、再度病院に向った時、出来るだけ、他のママを刺激しないようにすることや、出来るだけ子供が家族ルームから出ないように、気を付けていました。
それでも、まったく他の不妊治療のママさんたちの目に触れないようにはできないんですよ。でもね、子供は無邪気だから、親の気も知らずに騒いだりすると、なんだか、すみませんって気持ちで一杯でした。
あの人たちも治療でガンバったから、私も頑張ろうって・・・思うポジティブな人は、ほ~ぼぼぼぼぼぼぼぼぼ、居ないよね。
※採卵を何度も何度も行っている人ほど、成功者を見るのがキツイと思います。たまたま、とーさんたちは、2つ目の病院で成功しましたが、1つ目の病院ではうまくいかなかったから、その辛さもわかります。また、そもそも、採卵すらなかなか上手くいかないこともあるし、採卵して受精させても、質の良い受精卵にならず、戻せないこともあります。ですから、本当に、先の見えない暗闇の中で、治療をしているのです。
やっぱり、じっと見つめられる視線を感じるんですよね。まあ、双子だからってこともありますが、逆に不自然なほど無視されるかの2択を浴びせられながら、不妊治療に通っていました。
もちろん自分もそうだったから、他のママを責めることはできないんです。それは受け止めていました。
ダークママ卿でも良いんじゃない
本当に・・・人間は勝手な生き物だと思います。その立場、立場で、見るものや感じるものが180度変わってきます。
大切なのは、相手に対して批判的な気持ちを持っていても良いと認めてあげる事なんです。逆に、私は、そんな人間じゃないと、いい人ぶると心は疲弊していきます。
ダークママ卿で大丈夫、今の自分の気持ちを認めてあげてください。
大切な事なので、もう一回、言いますね、ダークママ卿でもOKですからね。
そして、不妊治療をしているご夫婦のパートナーさんは、女性の心の傷を寛大な心で受け止めてあげてください。
うんうん、そんな時もあるよね~ってね。
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