妻の双子妊娠を支えてきた経験してきた、とーさんパパが、妊婦健診に通う病院を選んだ際で、良くわかっておらず、失敗した体験を基に書いていきますので、病院選びの参考にしてください。
周産期病院を最初から選ぶべし
双子を妊娠した際、色々調べた本に双子妊娠は、周産期病院を選んでくださいと書いてあったのですが、当時、この周産期という言葉を良く理解しておらず、まあ、帝王出産になるだろうから、個人病院はダメだろうぐらいの理解でした。
そこで妻が生まれた地元のそこそこ大きい病院なら大丈夫かと電話連絡し、双子でも大丈夫なのかと確認して、100%ではないが、受け入れは出来るとの返答を受けた為、初めはとーさんママが生まれた病院に妊婦健診へ通っていました。
※以前より、子供が授かったら自分の生まれた病院で産みたいと言っていたし、双子の妊娠リスクを甘く見ていました。
産婦人科のDrより、体格の良い人は、双子でも問題なく出産できるけれども、とーさんママは小柄で、どこかで持たなくなるかもしれないのでとは、言われていたが、双子の妊娠を甘く見ていた為、大丈夫だろうとお互い甘い認識をしていたのですが!!
良かったのは、本当に数日ですぐに、悪阻がひどく、脱水になってしまい入院しなければならず、1度目の入院をすることになり、点滴を受けて数日で退院となりましたが、しばらくすると、次は子宮口が短くなってきた為、絶対安静の為、再入院となりました。
当時、28~29週ぐらいで、まだ出産には早いので、薬で抑えていたが、それでも難しくなった為、なにがあっても良い様にと、結果・・・妻の生まれた病院から、大学病院(周産期)へ転院となりました。ちなみに、この時、とーさんママは、妊娠の苦しさから、大分、変におかしくなっていて、えらくハイテンションでしたね~
大学病院でしか使えない薬を使用して、何とかギリギリ32週を迎えた深夜に、緊急手術で出産をし、共に1400g代で双子を出産しました。
※32週は、子供の肺が成長するギリギリのラインで、ここまで耐えれれば、新生児を救う事がしやすくなる為、32週を目指して、当時病院側もとーさんママも頑張ってました。
当時良く理解していなかった、周産期とは!
周産期って???って人、多いかと思いますが、改めてこの周産期を確認しておきます。
妊娠22週から出生後7日未満までの期間で、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性が高くなる期間の事を言います。
なぜ周産期病院を選択しなければいけないのか?
周産期対応病院とは、低体重で生まれたとしても、新生児を救う対応が出来る「NICU GCU」を完備しており、母体をの生命を救う事が出来る病院を指します。大人でいう「ICU HCU」の子供版です
※NICUとは、Neonatal Intensive Care Unitの頭文字をとった言葉で、新生児集中治療室の事を指しています。
※GCUとは、Growing Care Unit の頭文字をとった言葉で、施設によって呼び名が異なるが、NICUで治療を受け、状態が安定した新生児・乳児とそのご家族のケアを継続して担当する部門です
つまり、双子や三つ子の妊娠というのは、いつ何が起きるかわからない状態であるという事なのです。ですから、双子を妊娠したら 県名 + 周産期病院を検索して、出てきた病院を選ぶことが大切なのです。
シロート考えで、ざっくり、おおざっぱにイメージすると、地元にそこそこある大きな病院ではなく、もっと大きな病院(大学病院)でないとダメだという事なんです。
※専門的な話でいうと、病院には一次救急から三次救急までクラス分けが有ります。
一次救急は、比較的軽症な方を対象としています。 (町医者)
二次救急は、緊急な治療や入院の必要な重症患者を対象 (ちょっと大きな総合病院)
三次救急は、命が救命救急センター (大学病院や日赤病院などの大きな病院)
もしかすると、二次、三次をまとめて担っている病院もあると思うので、NICU,GCUがあるかHPなどで、確認が必要なのです。
双子の妊娠は、甘くない!!
単体の妊娠際は、悪阻などありますが、安定期などあり比較的、安定期になれば、安心することが出来ますが、双子の妊娠は、そう言った安定期などありません。
まさに、とーさんママは、妊娠超初期の頃から悪阻が始まり、昼夜、動けなくなり、頑張って食べたり、水分を摂取していたけれども、脱水になり、入院。最終的には、子宮口の長さがもたなくなりそうなので入院と!!本当に、楽しい妊婦生活なんて、一切送れず!!でした。
25~30週当たりになると、お腹が辛くて辛くて、とーさんママは、早く出てきて欲しいと、常に思っていたと当時、聞かされていました。まあ、これは後々、罪悪感を抱える要因になるなんて、お互いにまさか思わなかったのでけどね。
とーさんママの罪悪感についての詳しい内容は、こちらからどうぞ
↓
超低体重で早く生まれた二卵性双子に発達に遅れが?!とーさんママが感じる罪悪感とは。
つまり、双子の妊娠は何時、何があってもおかしくないから、それに対応できる、病院でないと困るという理由があるのです。
※ちなみに、妻みたいに他の病院から周産期の病院へ転院すると、転院先の病院側としては、経過を見てきている訳ではないので、病院間の情報のやり取りはあるにしろ、一から病状確認しなくてはならす、手間がかかるから、最初から周産期の病院に来いや!! と思うとか、思わないとか!!
まあ、入院の手続きなど2度手間なので、最初から周産期対応の大きな病院へ行くのが無難です。とーさんパパは2度手続きして、本当にめんどくさかった思い出があります。
まとめ
双子の妊娠が分かったら、妊婦健診にかよう病院は、NICU GCUを備えた、大きな病院へ最初から通いましよう。
双子の妊娠は、母子共にリスクが高いものになります。状態が悪くなって大きな病院へ行くよりは、最初から母子ともに経過を一貫してみてもらえるので、どちらの緊急時にもすぐに対応でき、またそこの病院でしかで使えない薬などもあるので、先んじて予防をとることが出来ます。
NICUが無い病院で、母か子かどちらか選べなんてシュチュエーション、イヤじゃないですか!そうならない為にもきちんと病院を選びましょう。とーさんパパ、ママは、対応できなかった時点で早めに転院をさしてくれた、妻の生まれた病院の判断に感謝しています。
双子の妊婦さんが大変なのはそうなのですが、同じような入院手続きを2度も行うのは、本当にめんどくさい上に、双子なので同じ書類を2枚書かなければいけないのだとすると、手がプルプルどころか、腕や体が痛くなります。ですからその点を考慮しても、とーさんパパみたいに失敗しないようにしましょうね~。
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