発達差のある二卵性双子+三女の育児をしているとーさんパパが、今話題の子持ち様について自身の体験を基に独自視点で書いていきます。このブログを読まれると、違った視点から子持ち様問題をとらえる事が出来るようになります。
子持ち様問題とは何か?
2023年11月、X(ツイッター)の投稿に、子持ち様が『お子が高熱』とか言ってまた急に仕事休んでる。部署全員の仕事が今日1・3倍ぐらいになったと呟きがあったことで、賛否両論が巻き起こりました。
子育てしている親に対してその他のネガティブな呟き
その他Xでは、同様なつぶやきが出ており、その一例として以下の言葉が続いている。
- 子持ち様の穴をうめるために独身女が働かざるを得なくなる
- 子持ち様の近くに座るとリクライニング倒せないだけでなく、手伝いまで強要される
- 子育てで仕事休めていいね
- 子供連れだからって優先席や優先スペースを使えていいね
- 子供が泣いていて五月蠅いねん、どうにかしろや
などが書かれていています。その多くは、独身者からの書きこみが多いかと思いますが!!その中には子供を持つ親も同じ子持ち様に対してネガティブな発言をしている物もあるのかと思います。
子持ち様の関する発言の意図とは?
これらの発言の裏メッセージとしては、なぜ、私が、そして周りが迷惑を被らなければいけないのか?に尽きると思います。
口悪く書き直すと・・・・お前の子供の事なんて知らねーよ!! お前が休むから、迷惑かかってんじゃん、大きな顔して、毎回休んでんじゃねーよ!! ○ーか!! ってことを言いたいんだと思います。
つまり、自分だけが損していると言いたいんだと思います。だいたい、人を批判する人の奥底には自分は損しているという感情が潜んでいます。
しかし、休む側にもリスクは発生します。決して得しているわけではないのですが、表面的に見れば、徳をしているように感じて、ずるいって感情になるんだと思います。リスクについては、アラフォーからの子育て5つのリスクについてに書いていますので、読んでみてください。
似た問題として挙げられるのが生理休暇!!
これと同様な問題として、女性の生理休暇が有ります。
女性の生理時の不調は、軽度から重度まで人それぞれ違います。重たい人は、生理の度に休むことになるので、子持ち様と同じような言葉を使うなら、お生理様ではないかと思います。
あえて、口悪く書くと、毎回生理ぐらいで休んでるんじゃねーよ!!、その分の仕事、誰がやると思ってるんだよ!! 甘えてるんじゃねーよ!! ○ーか!!ってことです。
これらは、男性が多く言ってるものだと思われるかと思いますが、以外にも同じ女性でもこう感じる方、思う方がいます。実は、同性の敵は同性という事があるんです。
私は、生理が辛くても、薬飲んで、頑張って働いているに、甘えてんな~!!生理ぐらいで休んだことないわ、そんなんで休めていいね~ 等々の思いや、意見が挙げられます。
ですから、先ほど子供を持っている人も実は、ネガティブな発言をしているのではないかと書いたのは、こういう理由があるからです。全てにおいて頑張り屋さんだと、特に自分と他人を比べて、なんで出来ないんだと相手に対して批判的になることが多いです。
子持ち様の本質は、お互いを思いやる気持ちの欠如にある!!
多くの子供を育てている親御さんは、本当に大変な思いや苦労して子育てをしていると思います。その多くは、色々迷惑かけてごめんと思っている人が大多数かと思いますし、子供が急変した状態なんだからお互い様だよって思う人も居るかと思いますが!!
ある一定の親の中には、子供がいるからしょうがないだろうと、我が物顔で、当然のように休んだり、スペースを占領する,いわゆるDQNな人がいるのは確かだと思います。
これらの人を区別せず、一括りにして子持ち様と批判するのは、とーさんパパは違うと思います
短いXの投稿では、その背景まではくみ取れないので、わかりませんが、子持ち様を投稿した人は、何度も、休まれた方のフォローをしてきて、我慢の限界が来たのかもしれませんし、休んでいる人が、お礼や感謝の気持ちがなく、態度が横柄だったのかもしれません。
ですので、一方的に批判や、賛同をするもではないかと思います。つまり、お互いの思いやり、が欠如している事が、この問題の本質なんだと思います。
独人時代と3女のパパになった今の捉え方!!
独身時代、結婚して10年子供ができなかった時期と双子+三女を育児してきた今との子持ちい様についての心境を書いてみます。
独身、子供がいない夫婦で10年の時期
とーさんの働く、介護業界はシフト制で突然の休みは、現場にかなりの負担をかけることになります。ですので、子供が熱を出して急に休むや帰るとなれば、しょうがないと思いながら!!
は~きついな、子供が熱を出すのは仕方ないんだけど、勘弁してくれよって、休みと聞いた瞬間、一瞬毒づくことはありましたが、そのあとは、毒づく気持ちを引っ張ることはなく、淡々と仕事をこなしていくました!!
でも心の中では、なんだよ、も~って、批判していたんですね。だから、つぶやいた人の気持ちも十分にわかります。
双子+三女を育児している現在!
R6、1月、2月、3月 双子が熱を出しては嘔吐したりを、治っては、すぐにかかったりして、途切れなく、風邪をひいていました。風邪にならないように、家で頑張って対策していますが、そのたびに、会社を休んで、大変な思いをして病院へいき、帰ってきてからも、看病をしたりしていました。
いわゆる、保育園の洗礼と言うものですが!!本当に辛い、子供だけでなく、親も風邪をうつされるし、三女を残して、全員風邪をひいたときは、本当にきつかった。
しかも、少し良くなって大丈夫と思い、保育園につれていって仕事に行った途端に、保育園からの電話着信!! そして、また職場にすみませんと謝り、保育園に迎えに行くなど、とーさんパパは、そのたびに何度も絶望を感じてました!!
ああ、子育てしながら、働くことがこんなに辛い事なんだと、改めて思いました。ですから、今では、他の子育ての人が、子供の体調不良から突発的に休まれても大丈夫×2!!って思っています。ですので、立場によって捉え方が大分変わりました。
これは自身が経験して初めて実感した事柄で、子育てをしたことない人に理解しろっていう事が土台無理なんだと思います。ですから、子持ち様を呟いた人を責める事はできないかなって思います。
子持ち様問題のまとめ (得であるようで損である)
いろいろ物議を醸している、子持ち様問題ですが、確かに仕事を抜ければそれだけ、他の誰かに負担をかけることになります。ですから一方的に損している気持になるのも理解できます。
しかし、子育ては、本当に大変で辛く、子供をコントロールするのは難しい上に、体調などコントロールはさらに難しい。本当にすみませんという思いから休まれている両親ががほとんどだと思います。
一見すると、仕事を休めて得しているように思われる子持ち様問題、しかし、失うものも多いのが実情なんです。ですから仕事との関わり合い方に悩まれる、追い込まれる親御さんは、本当に多いかと思います。
でも独身も、子育て世帯も、お互い様ではあります。ですから、今回の投稿をした人やそう思っている人を批判することは出来ないかと思います。しかし度を越えれば、不平不満も出る事でしょう。ですから、なおさら、お互いを思いやる言葉かけが大切なのかと思います。
そんな会社との関わり方についての悩み、失うものの話は・・・アラフォーからの子育てリスク(その3)会社での立場がなくなる。に書いてあるので、読んでみてください。
本当は、頑張ってはたらくママさんパパさんが気兼ねなく子育てができる環境が出来ると良いのですが、現実は厳しく、育児費用も掛かることから、働かざる得ない。ですから、就学前の子育て世代は、特にそんな風に批判されないように育児に専念できる環境を構築できるように、副業をしていかねばいけないと、とーさんパパは実感しており、今、模索している最中です。
育児のお金についての詳しい内容は、アラフォーからの子育てリスク(その5)金銭面での痛手があるに書いてあるので、読んでみてください。
独身の人も、子育て世代の人も、お互い思いやりを持って生きていけれたらなと、とーさんパパは思っています。
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