1400g代で生まれた二卵性双子ですが、次第に発達差が生まれ、育児をしていてアラフォーとーさんママが常に感じる双子への罪悪感について書いていきたいと思います。
双子の子供たちは、マイナスからのスタート!!
まずは、双子出産の現実を確認しておきます。
一卵性だろうが二卵性だろうが、双子を妊娠したら、通常の経膣からのお産はあまりとることは無く、基本的には母子共に危険が及ばない前に、早目に帝王切開にて、出産することが多いかと思います。
※ママさんが175cm~180cmとかですと、正期産まで全然余裕で行く人もおり、一概に早産となるかと言うといそうではありませんが、逆に背が小さい人は、必然的にお腹にスペースが無い為、早産になる傾向があります。不妊治療の際、このことを知っていなかった為、妊娠率を上げる為2個戻しても大丈夫かと軽く考えていましたが、とーさんママは小柄なので、安定期などまったくなく、かなり厳しい状態でした。
ちなみに、とーさんパパの二卵性双子は、Drや看護師さんの協力で頑張って持たせて32週目での出産となり、正期産からすると、2か月早く生まれています。
つまり、同時期に生まれた正期産の新生児からすると、マイナス2か月分、成長が遅いわけで、その後の発達も双子の場合かなり緩やかと言われています。
実際に3歳までの成長を見ていると、周りの3歳よりかなり遅れているなと実感してます。A子は、2語の言葉も3歳過ぎてから喋り出したりと、テレビでみるおかあさんと一緒で映る、同世代の子供たちと比べると、かなり遅い感じはしています。
そもそも、発達も遅めという事で、親としてはかなり心配かと思いますが、一卵性、二卵性関係なく、早産の場合、生まれた時点で、周りとのハンデがあるキツイ状態であることは前提として受け止めなくてはいけないのが現実です。
※ちなみに、この発達差は、最終中学ぐらいは、周りに追いついてわからなくなります。ちなみに早生まれが同学年で厳しいのと一緒です。
とーさんママの罪悪感
新生児から2人とも同じように育児をしてきたましたが、月日を重ねるごとに、二人の発達に差が目立つようになってきました。
※A子も発達そのものは、周りの年の子と比べてかなり遅れています。
具体的なところでは、目が合わない、声掛けにも反応しない、指差ししない、クルクル回る、手をひらひらさせる、指を複雑に絡ませる、決まったものしか食べない、等々見られ、3歳児検診の際、B子は、1歳半の発達具合と診断されており、2歳より、療育へ通っています。
とーさんパパより双子と長い時間を過ごしているとーさんママは、二人に対してなのですが、常に心にある言葉が浮かぶそうです。
私が正期産までお腹の中で頑張って成長させることが出来きなくて!!出産間際に、苦しくて早くお腹から出てきて欲しいと願ったから、この子に悪影響を与えてしまった!!
ごめんね!! 本当にごめんね!!
特にB子には、すごい罪悪感を感じていると言っていました。
高齢の出産は障害のリスクも上がる
前提でもお話しましたが、早く生まれた場合、周りの正期産の子供と比べると、発達がゆっくりな傾向があるというのは、まぎれもない事実だと思いますが!!だけど、それによって双子に発達差が生まれるという事は、科学的に検証されているわけではありません。
そもそも、アラフォーからの出産において、発達障害や、障害そのもののリスクは、若年で産んだ層より高い傾向にあると言われています。
とーさんパパの二卵性双子は、B子の方が発達がかなり遅い形ですが、もしかすると、二人とも重度の発達の遅れがあったかもしれないという事なのです。二卵性はまったく別の体質、個性を持って生まれてくるので、一方に発達の遅れや障害があることは、当然あり得ることなのです。
発達差のある二卵性双子の事や、とーさんパパ家族の詳細はこちらからどうぞ
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発達の遅れや障害がある場合一卵性の方が育児が大変!!
ちなみに、一卵性はまったく同じ遺伝子から生まれてきますが、一人が活発なら、もう一人が静かな性格等の個性差はあるかと思いますが、発達そのものに差が生まれる事はあまりなく、遅いか、普通かと言った2人そろった発達をしていくことが多いかと思います。
という事は、一卵性で発達に遅れがあったり障害などがある場合は、二人同時という事なので、育児、そしてそのあとのお子供の将来については本当に大変だと思いますし、実際に子育てをしている人たちを療育の場にてお見かけするたびに、本当にすごいな~と、感心しています。
高齢での出産は、色々な意味で覚悟が必要
多くのアラフォーから出産したママさんが、とーさんママと同じような罪悪感を経験しているのではないでしょうか。これは、双子の早産だけでなく、子供に何かしら異常が見られたママ全体に言える事なのかもしれません。
ママが悪いわけではないのは、ママ自身も頭ではわかっているのですが、自分のお腹で十月十日育んで、出産している分、パパより強く罪悪感を持ってしまうのですね。
※ちなみにママがこのような状態の時にパパさんは、どのようにママさんに声掛けしますか?良く地雷を踏むパターンが、「考えすぎだよ、医学的に証明されてるわけではないのだから、ママが悪いわけではないでしょ」と言う返答です。こんな声掛けをされると、お前は当事者じゃないから、そんなお気楽な話しかできないんだと、怒りの炎に油を注ぐ結果になります。正解の対応は・・・ママの気持ちに寄り添う言葉かけをすることです。「うんうん、そうだよね、そう思ってしまうよね」と言った声掛けでとことん共感することです。
この罪悪感は、子供が生活に困らない程度まで発達してくれれば、消えていくのかもしれませんが、それでも、多くのママさんは、この罪悪感(ごめんねと言う思い)を心に抱えて生きて行かれるのではないでしょうか!
ですから、アラフォーから、今妊活をしている方は、このような現実があること知って欲しいなと思っています。
私の場合は大丈夫などと、楽観的にならず、後悔することない妊活・育児をしてほしいと、とーさんパパは思っています。
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